今回はVisual C(正確にはVisual C++)の話です。
WindowsのGUIプログラムを書くときは、
WinMain()関数を使用します。
これは当たり前の話なので詳しくは説明しません。
VC++は他にも使へる主関数があります。wmain()関数です。
int wmain (int ac, wchar_t *sv[]) { return 0; }
つて感じです。
引数が3つのときはかう書きます。
int wmain (int ac, wchar_t *sv[], wchar_t *ep[]) { return 0; }
それぢや引数が無いときは?
そんなものwmain()ぢやなくmain()で十分でせう。
wmain()関数はワイド文字引数を扱ふための主関数です。 本講座は上級講座なのでwchar_t型の説明はしません。 wmain()関数はWindowsのプログラミングに慣れた人でも 以外と知らないので紹介しました。
今回は、Visual C++のmain()関数の話題でしたので、 次回はGCCのmain()関数の話題を御届けします。 GCCと言えば、一度まとめてコンパイラ・オプションの話も 何処かでしておくべきですね。 GCCは色々な処で使用されているコンパイラですが、 その機能を使い倒しているパワーユーザはあまり見た事がありません。
% gcc -Wall -Wextra くらいで満足しているユーザばかりです。 これはとてももったいない事なんですよ。